記事づくりが楽しくなってきた方へ。シニア ブログ 副業を進めるための3つの初期ステップをやさしく解説

ブログ画面を表示したノートパソコンとメモ帳、眼鏡が机に並ぶシニア向けブログ副業のイメージイラスト 60代からの挑戦記

前の記事では、記事タイトルや公開前のちょっとした工夫について書きました。
流れとして読んでもらえると、今回の内容もイメージしやすいと思います。

→ 前回の記事「いよいよ公開ですよ。シニア副業ブログの書き方と最後の整え方のお話です

記事作成ができるようになったはいいが、最初の設定やページづくりがまだよく知らない。
この記事では、WordPressで必要な準備からトップページの整え方まで、やさしく理解できる流れで紹介しています。

この記事のポイント
・プラグインを導入する理由と選び方
・トップページを作る手順と活用方法
・ヘッダー画像の最適サイズと設定方法
・シニアが迷いやすい操作の解消
・ブログ副業に向けた安心の準備
それでは早速見ていきましょう。

まずは安心して使えるブログにするために、必要なものだけ入れましょう

WordPressには「プラグイン」という便利な仕組みがあります。
これは、いわば“ブログに機能を追加するための小さな道具”のようなものです。
最初のうちは存在すら知らないことも多いのですが、実はこれを入れておくと記事作成がぐっと楽になります。
作業の負担が減るだけでなく、ブログ運営のトラブル予防にもつながるため、早めに整えておくと安心感が生まれます。

最初に少しだけ整えておくと、後がほんとに楽になります

プラグインを入れないまま記事を作り始めると、「これってどうやるんだろう?」と戸惑う場面が増えてしまいます。
たとえば画像の最適化ができずページが重くなったり、セキュリティ面で心配が残ったりと、思わぬ不便が出てくることもあります。
前述したように、プラグインは小さな道具のような存在なので、早めに準備しておくと安心して記事づくりに集中できます。

難しく考えなくてOK。入れておくと安心な3つだけ紹介します

プラグインは数多くありますが、全部を理解する必要はありません。
記事作成を助けてくれるもの、安全に保つためのものなど、役割はさまざまです。
ここでは、特に入れておくと迷わず進められるものを3つだけ選んでお伝えします。
先ほど触れたように、最初に必要な準備をしておくことで、その後の作業がスムーズになります。

プラグイン名 役割 ポイント
SiteGuard WP Plugin ブログのセキュリティ保護 日本語対応で設定が分かりやすい
WP Multibyte Patch 日本語環境の不具合防止 有効化するだけでOK。必須級の基本プラグイン
EWWW Image Optimizer 画像の自動軽量化 ページが重くなりにくく初心者でも扱いやすい

ここで紹介したプラグインは、どれも長く使われている信頼性の高いものです。念のため、公式ページもあわせて置いておきますので、詳しい説明を確認したいときは参考にしてください。

SiteGuard WP Plugin(公式サイト)

WP Multibyte Patch(WordPress公式ページ)

EWWW Image Optimizer(WordPress公式ページ)

クリックだけで大丈夫。プラグインの入れ方をサクッと説明します

プラグインの導入は思ったより簡単です。
「プラグイン → プラグインを追加 → 名前で検索 → インストール → 有効化」という手順で完了します。
操作に慣れていなくても、流れが分かれば安心して進められます。

プラグインを実際に入れてみたとき、「あれ?こんなに簡単にできるんだな」と驚きました。
最初は設定を間違えないか不安でしたが、触っていくうちに「なるほど、こうやってブログが便利になっていくのか」と腑に落ちました。
60代でも安心して進められると実感した場面です。

いよいよトップページづくり。あなたのブログの「全体」が伝わる場所です

検索から個別記事へ来てもらうことがほとんどですが、ブログの全体像は記事だけでは伝わりません。
そこで役立つのがトップページです。ここには「どんなテーマのブログなのか」「どんな雰囲気で運営しているのか」など、全体の案内役としての役割があります。
訪問された方に安心してもらうための“ブログの入り口”のようなものです。

項目 書く内容の例 目的
ブログの簡単な紹介 「シニアでもできるブログ副業の実体験を発信しています」 ブログのテーマを短時間で理解してもらうため
運営者のひと言 「60代から再挑戦中。あなたと一緒に進めていきます」 親近感や安心感を伝えるため
ブログの目的 「WordPressの使い方を実体験ベースで共有」 読者の期待をわかりやすくする
人気記事のリンク スライダーを挿入 よく読まれている記事が自然と目に入る
最新記事 自動表示に任せてもOK 継続して更新している安心感を与える
お問い合わせ・SNS 必要に応じて配置 信頼感を補強し、繋がりやすくする

「どんなブログにしたいか」が自然と伝わる場所です

トップページは、あなたのブログの方向性を短い文章で伝えられる場です。
細かい説明をびっしり書く必要はありません。軽くまとめておくだけで、「あ、こういうブログなんだ」と自然に理解してもらえます。
前述したようにブログ全体を俯瞰できる場所なので、読者にとっても安心感につながります。

固定ページをひとつ作れば、トップページの土台ができます

トップページ用の固定ページは、一つ用意するだけで問題ありません。少しの紹介文を入れておくことで、あなたのブログの“入り口”が形づくられていきます。
WordPressのダッシュボードで左メニューから固定ページ→固定ページを追加を選択し、記事作成と同じ要領で作成します。
軽く自己紹介など入れるので、ニックネーム、年代、性別、住んでいる地域、職業、趣味などの情報をAIに伝え、「トップページに入れる自己紹介を作成して。」と頼めば楽に作成できます。
口調など好みに合わせて修正方向を伝えて調整します。
記事ページでは目次が表示されることで読者に内容を把握してもらったりもしますが、ここでは不要なので右メニューにある「投稿」の中の「目次を表示しない」にチェックを入れておきましょう。

固定ページについてもう少し詳しく知りたい場合は、WordPress公式の説明がとても分かりやすいです。必要になったときだけ軽く読んでみるくらいの気持ちで大丈夫です。

WordPress公式:固定ページ(Pages)の説明

設定の切り替えは1分で終わります。手順だけ一緒に確認しましょう

トップページを表示させるには、「設定 → 表示設定 → 固定ページを選択 → ホームページに設定する」という流れになります。初めてだと戸惑いやすいですが、一度設定すれば何度も触る必要はありません。

ノートパソコンでブログ画面を開き、ノートにメモを取るシニア男性のイラスト

ヘッダー画像で、読者に一瞬で想いが伝わるブログにしましょう

ヘッダー画像は、ブログ全体の空気を一瞬で伝えてくれる大切な要素です。温かい雰囲気にしたいのか、落ち着いた印象を与えたいのかによって選ぶ画像も変わってきます。あなたの伝えたい世界観を、ここにそっと表現してみましょう。

画像ひとつで「このブログ好きかも」と思ってもらえます

ヘッダー画像は、読者がブログ全体を見渡す前に触れる“雰囲気づくり”の役割があります。写真やイラストなど、あなたが心地よいと思えるものを選べば、それがそのまま読み手にも伝わります。難しく考える必要はありません。
無料素材サイトを利用してイメージに合うものを使用することであまり頭を悩ませずに済みます。
AIに案を出してもらって作成するのも一つの手段です。
私はAIに案を10個出してもらいその中から選ぶなどしています。

どんなサイズならキレイに写る?ここだけ押さえればOKです

ヘッダー画像は 横長(推奨:横1200px前後) を用意すると、Cocoonテーマでも美しく表示されます。画像は大きすぎるとページが重くなるため、容量が軽い JPEG形式 で保存してアップロードすると読み込みも速くなります。前述のプラグイン導入とも関係しますが、画像が最適化されているとページの表示がスムーズになり、読者の負担も減ります。

Cocoonなら設定も簡単。アップロードして公開するだけです

WordPressダッシュボードの左メニューから「Cocoon設定」を選択し、数々の項目の中の「アピールエリア」をクリック。アピールエリアの表示を「フロントページのみで表示する」を選択します。続いて「エリア画像」の「選択」をクリックして画像をアップロードします。
そのさらに下「テキストメッセージエリアを表示する」のチェックは外します。
最後に「変更を保存」で終了です。

ここでひと手間、スライダーを入れる手順を紹介しておきます。
「cocoon設定」から「カルーセル」をクリック。カルーセルの表示を「フロントページのみで表示する」にしておきます。「変更を保存」します。

まとめ

ここまでの内容を振り返ると、ブログを始めたばかりの段階でも、少しの準備とポイントを押さえるだけで安心して進められることが見えてきます。プラグインの導入からトップページづくり、そしてヘッダー画像の設定まで、一つひとつの作業は難しくありません。次の箇条書きでは、この記事で押さえておきたい重要点をまとめているので、確認しながら自分のペースで進めてみてください。

・プラグインは「便利な道具」であり最初に入れると作業が安定
・安全対策としてSiteGuardの導入が有効
・日本語環境の不具合を防ぐWP Multibyte Patchは必須級
・画像軽量化にはEWWW Image Optimizerが役立つ
・トップページはブログ全体を理解してもらうための案内役
・固定ページを作成すればトップページの土台が完成
・表示設定でトップページに切り替えられる
・ヘッダー画像はブログの雰囲気を瞬時に届ける役割
・横1200px前後のJPEG画像が表示の安定性に優れる
・Cocoonならヘッダー画像の設定も簡単

ブログづくりは一歩ずつ進めれば確実に形になっていきます。焦らず、あなたのペースで整えていきましょう。

次は初心を思い出したことについて書こうと思います。

→ 次の記事「「このままじゃいけない」と感じた瞬間。年末の振り返りから見えてきた60代の副業の原点

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