→ 前回の記事「「Antigravityでタイトル作成ツールを作ってみたら、想像以上に使えた」」
できた。
画面の中に、小さな家が建っていた。
立派なビルではない。
広い庭もない。
けれど、確かに屋根があって、扉があって、
「ここから始められそうだ」と思える場所だった。
Antigravityで、サイトを作ってみた。
前回は、タイトル作成ツールを作った。
正直に言えば、「へえ、使えるな」くらいの温度だった。
けれど今回は、少し違う。
設計図をAIに依頼し、正直よく分からないまま、画面のProceedを押した。
そして気づいたら、家が建っていた。
それは、2畳ほどの作業小屋のようなものだった。
でも、不思議とこう思った。
ああ、これはちょっとすごいかもしれない。
サイト作成は難しいものだと思っていた
私の中で「サイトを作る」というのは、工程の集合体だった。
サーバー設定。
テーマ選び。
検索。
確認。
ひとつひとつ積み上げて、やっと形になるもの。
だから今回も、どこかで覚悟していた。
時間がかかるだろう、と。
けれど実際は違った。
設計図を依頼し、それをもとに作成。
それだけだった。
でも、それが何なのか分からなかった
形にはなっていた。
ちょこんとただ見出しが並んだだけのようなもの。
けれど私は、それが“完成したサイト”なのかどうかさえ、よく分かっていなかった。
実感がない。
これは本当にサイトなのか?
そこで私は、ChatGPTに聞いた。
「これは、どういうものなんだろう」と。
公式サイトを見せて、ようやく分かったこと
「どんなイメージを考えていますか?」
そう聞かれて、私は横浜FCの公式ページを開いた。
「こんな感じです」と。
返ってきた答えはこうだった。
規模が違うだけです。
ああ。そうか。
これはモデルハウスではない。
2畳の作業小屋なのだ。
2畳でも、家は家だった
横浜FCの公式サイトは、大きな建物だ。
複数の部屋があり、人が出入りし、動線が整えられている。
それに比べれば、私のものは小さい。
でも、壁はある。
扉もある。
ちゃんと小屋だ。
できるまでの時間は短かった。
設計図を依頼し、Proceedを押した。
それだけ。
そして、確かにそこに自分の作業小屋がある。
すごいのは、速さではなかった
最初はその速さに驚いた。
でも、すごいのは速さではない。
工程が、ほとんど消えていたことだった。
重い準備も、長い積み上げも、ほとんど意識しないまま、もう部屋の中に立っていた。
最初はそれがサイトかどうかも分からなかった。
でも今は分かる。
2畳でもいい。
作業小屋があるということは、そこで活動できるということだった。
目的はサイトではなかった
今回できたのは、2畳ほどの作業小屋だった。
けれど、正直に言えば、目的はその小屋を持つことではなかった。
Antigravityが、どんな力を持っているのか。
それを確かめたかった。
たまたま今回は、「サイト」という題材を使っただけ。
設計図を依頼し、Proceedを押す。
それだけで形になる。
その工程の軽さ。
その立ち上がりの速さ。
その感覚を見たかった。
実験としては、たぶんうまくいった。
でも、これはきっと片りんだ。
Antigravityの用途がこれだけで終わるはずはない。
今日は、その一端に触れただけ。
そして、2畳の作業小屋はその証拠として残っている。
→ 次の記事「 背景色を変えてみた。それだけの話 」


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