9ピースが動いた夜

3x3 square puzzle grid with one tile slightly rotated AI活用 × ブログ術

→ 前回の記事「未知との遭遇 ―「デプロイ」って何?

「Run」というボタンを押す。 たったそれだけのことなのに、少し緊張していた。

Node、Waiting、Generating…… 黒い画面に聞き慣れない言葉がいくつも流れていく。

そしてようやく、ここまで来た。

表示されたURLをスマホで開く。
すると画面に、小さなパズルが現れた。

スマホで開いた瞬間

左上には「Jigsaw Puzzle」というタイトル。
「あ、タイトルまでちゃんと出るんだ」 そんなことを思いながら画面を見つめた。

パズルは9ピース。
真四角の、シンプルな形だ。

右上にはMovesとTimeの表示があり、ゲームとしてはごく普通の画面だった。
けれど、私にとっては特別だった。

その画面にたどり着くまで、実は少し時間がかかっている。

最初は思ったように動かなかった。
ピースがずれたり、思わぬ場所に飛んだり。

「ここを直してみよう」
「いや、こっちか」

そんな小さな修正を、いくつも繰り返した。

難しいことをしているわけではない。
けれど、自分にとっては初めて触る仕組みばかりだった。

AIに聞きながら、コードを直して、また試す。
うまくいかなければ戻す。

そんな作業を、静かな夜に続けていた。

そして、ようやく。

スマホの画面の中で、パズルがちゃんと動いた。

当たり前に動くことの不思議

ピースを指で触れてみる。 ドラッグすると、スッと滑らかに動いた。

当たり前のことなのに、少し不思議な感じがした。

自分が作ったものが、今、自分の手の中で動いている。

たった9ピースだから、完成までに時間はかからない。
最後の1ピースをカチッとはめると、画面に文字が出た。

Congratulations!

正直に言うと、その瞬間は少し笑ってしまった。

「本当に動いたな。」

ただそれだけのことなのに、妙に嬉しかった。

思い返してみると、ブログを始めたときもそうだった。
最初の記事が公開されたとき。

アクセスはほとんどない。
コメントもない。

でも、確かに「動いた」。

今回の小さなパズルも、同じ感覚だった。

スコアの表示すらない、本当に小さなパズルだ。

これ、育てられるんじゃないか

考えてみれば、どんなものも最初は小さい。

大きなゲームも、最初は一つの画面だったはずだ。
大きなサイトも、最初は一つの記事だったはずだ。

そう思うと、この9ピースのパズルも、
「小さいから意味がない」とは思えなかった。

むしろ逆で、
小さいからこそ、ここから何でも足していける。

完成した画面を見ながら、ふと思った。

今はまだ9ピース。
しかもサンプル画像が一つあるだけだ。
でも、ここから少しずつ何かを足していったら、どうなるだろう。

「ゲームを作った」と胸を張れるほどのものではない。
けれど、システムは確かに動いている。 その事実が、心地よかった。

これ、育てられるんじゃないか。

まとめ

たった9ピースの、小さなパズル。 でも、その夜、それは確かに動いた。

そしてその瞬間、次の発想が浮かんだ。 もしこれを育てていくなら、どんな場所になるだろう。

立派な豪邸ではなく、たぶん—— いろんな仕掛けがある、小さな遊園地のような場所だ。

→ 次の記事「 9ピースの先に、遊園地は作れるか

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